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2026.02.13

骨性マレットフィンガー2型の治療と固定期間|バレーボールで受傷した40代女性の症例

骨性マレットフィンガー(2型)の症例報告

40代女性

↓下記の写真が実際の写真。

第四指の第一関節(DIP関節)が折れ曲がっています。

 

「骨性マレットフィンガー2型」の症例をご紹介致します。

■ 受傷原因

バレーボール中にボールが指先に強く当たり受傷。
受傷直後から指先が伸びなくなり、腫れと痛みが出現。

■ 初診時の状態

・指先(DIP関節)が自力で伸ばせない
・軽度の腫脹と圧痛
・エコーで不正像を確認。

骨性マレットフィンガー2型の疑い。

■ マレットフィンガーとは?

マレットフィンガー(槌指)は、指の第一関節(DIP関節)を伸ばす腱が断裂、もしくは腱付着部の骨が剥がれることで、指先が曲がったまま伸びなくなる外傷です。

特にボール競技(バレーボール・バスケットボール・野球など)で多く見られます。

■ 当院での対応

・DIP関節伸展位での専用装具固定
・提携整形外科へ受診。手術適応が判断を委ねる。

・手術でない場合、固定期間は約6〜8週間。
途中で指を曲げてしまうと治療期間が延長するため、患者様には固定の重要性を丁寧に説明しました。

■ 経過

固定期間終了後、徐々に可動域訓練を開始。
最終的に日常生活に支障のない可動域まで回復しました。


■ まとめ

骨性マレットフィンガーは「ただの突き指」と思われがちですが、適切な初期対応が予後を大きく左右します。

・指先が伸びない
・腫れが強い
・痛みが引かない

このような症状がある場合は、早期受診をおすすめします。

スポーツ外傷でお困りの方は、いつでもご相談ください。