マレットフィンガー。
ママさんバレー中にボールが指先に強く当たり、左手第四指(薬指)が伸びなくなったと当院へ来院。
下記の写真が来院時の写真です。

左手第四指の指先が落ちています。
エコーで確認すると↓

骨が剥がれているのが確認。
マレットフィンガー2型です。
そもそもマレットフィンガーとは?
マレットフィンガーとは、指先(DIP関節)が自力で伸ばせなくなる外傷です。
ボールが指先に当たるなど、強い衝撃によって起こります。
特に多いのは、ドッジボール、バレーボール、バスケットボール、野球など。
今回のようにバレー中にボールを強打して受傷するケースは非常に多いです。
マレットフィンガーは大きく分けて2種類あります。
① 腱性マレット
→ 伸ばす腱が切れた状態
② 骨性マレット(マレットフィンガー2型)
→ 腱が付着している骨が剥離骨折している状態
今回の「マレットフィンガー2型」は、
骨折を伴うタイプで、レントゲン検査が必要になります。
症状の特徴は、指先が垂れ下がる、自力で伸ばせない、腫れや内出血、痛みは比較的軽いこともあるなどの特徴。
「痛みがそこまで強くないから大丈夫」と思い放置すると、
変形が残る可能性があります。
なぜ早期治療が大切か?
マレットフィンガーは、受傷直後の処置が最も重要です。
適切な角度での固定を
腱性なら6週から8週間。
骨性なら4週から6週しっかり継続することで改善が期待できます。
途中で外してしまうと、くっつこうとしてる腱や骨がつかなくなり、変形が残ることがあります。
話を戻しますと今回の患者様の整復後。
しっかり剥がれた骨が元の位置に戻りました。

そのまましっかりマレットフィンガー専用の固定をします。

当院では、整復操作、必要に応じて整形外科への紹介、適切な固定処置、固定期間中の生活指導、固定後のリハビリなどをしっかりサポート致します。
ただの突き指と思わず、指先が伸びない場合は早めにご相談ください。