転んで手をついてから手首がずっと痛い。
そういった場合、「舟状骨骨折」の可能性があります。
実際のレントゲン写真。→の部分が舟状骨骨折部位。

この舟状骨骨折は見逃されやすい骨折です。
特徴は、腫れが少なく見逃されやすい。放置すると治りにくいなどがあります。
血流が乏しい場所でもあり、治療をせずに放置すると「偽関節」(骨がくっつかない状態)になることもある要注意の骨折です。
★舟状骨骨折を起こしやすい発生機序
転倒した際、地面に手をついて受傷が殆ど。
スポーツ中の転倒、自転車・バイク事故、階段など段差で転倒。
手首を反らした状態(背屈位)で強く衝撃が加わることで発生します。
↓このような受傷機序が多い。

★特徴的な症状
親指の付け根から親指側の手首が痛む。
腫れが軽度なことが多い。
握る・手を地面につく動作で痛む。
レントゲンで映らないことがある。(小さな骨の為、レントゲンで確認できないことがある。)
レントゲンで映らない場合、MRIやCT検査
が必要になります。
★治療方法
保存療法→ギプスまたはシーネ固定約5〜8週間の固定、超音波治療※超音波治療についてこちら
手術療法→骨折部にズレがある場合や偽関節になった場合は手術になります。
舟状骨骨折は、「ただの捻挫」と思わず、違和感があれば早めに当院へご相談ください。