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2026.03.17

骨折の程度による分類

骨損傷の程度による分類を解説❗️

 

①完全骨折

骨が損傷によって骨組織の連続性を完全に離断されたもの。(完全に骨が折れたもの)

②不全骨折

いわゆるヒビ骨折ともいわれ、骨の一部が損傷されて一部が損傷されず骨の原型を保っているもの。

不全骨折は、骨の形態や年齢によって特有な骨折型をする。

 

③亀裂骨折(氷裂骨折)

氷やガラスに生じるヒビと同じような状態の骨折。発生する部位は、頭蓋骨、肩甲骨、腸骨などの扁平骨に発生する。

 

④若木骨折

長骨に発生し骨が曲がるもので、木の若木を折り曲げた状態に似ている。未成年の前腕骨などが代表的に多い。

 

⑤陥凹骨折

未成年に起こる若木骨折の一種。

ピンポン玉を潰したような状態になる骨折です。

頭蓋骨などの扁平骨に発生し,完全骨折になると陥没骨折になる。

 

⑥竹節状骨折

圧迫によって骨の一部を押し潰し骨折部が輪状に隆起して竹節状になる.幼小児の橈骨遠位端部などに発生する。

 

⑦骨膜下骨折

骨質は完全に離断しているが、骨表面に存在する骨膜という膜の中で骨折を起こす。幼小児に多く発生するのは骨膜が厚く弾力性に富むから。幼小児の脛骨骨幹部に発生する。

 

⑧骨挫傷

骨の内面である海綿質の微細な骨折。

出血、浮腫、局所の血流増加を伴う。診断はMRIを撮影し、患部の診断となる。

 

★おまけ→急性塑性変形

長骨の全長にわたって彎曲が変化するもので受傷直後のX線像では骨折線を認めないが、経時的に仮骨が出現するもの。

小児骨折で転位のある脛骨骨折時の腓骨,骨骨折時の骨などにみられる。

 

 

 

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