キーガン麻痺
別名、解離性運動麻痺(かいりせいうんどうまひ)首の疾患である、頚椎症 の部類に入ります。
症状は、痛みやシビレ等の症状はなく、「腕が挙がらなくなる」です。
病態は、首の代表疾患である、頚椎ヘルニアなどで、「第5頚椎運動神経の前枝」が圧迫され、麻痺を起こします。
特に肩関節に近い腕の筋肉、「三角筋」と「上腕二頭筋」の筋萎縮と筋力低下が著明に出て、上肢挙げる動作と肘を曲げる動作が障害されます。
痛みもない為、中には放置しておく人も…
診断方法は、頚椎のMRIや筋電図検査で判断していきます。
そのまま放置すると四十肩など様々な障害に移行する事も。
キーガン麻痺は、保存療法か手術かを判断しなければならない疾患であり、早急な対応が必要となります。
お困りでしたら、一度ご相談ください。