下前腸骨棘裂離骨折(かぜんちょうこつきょくれつりこっせつ)
下前腸骨棘裂離骨折10歳から18歳の未成年の子に多い疾患です。骨盤の股関節の近くにある下前腸骨棘という名前の骨に大腿四頭筋の一部である大腿直筋が付着します。
この筋肉が急激に引っ張られることで骨を剥がしてしまいます。
例えば、急激な陸上のスタートダッシュ、ジャンプやサッカーのシュートなどの急激な大腿直筋の筋収縮を伴う動作で起こりやすいです。
症状は、通常歩行は可能な事が多いですが、足を上げる動作に強い痛みを感じます。
また、下前腸骨棘の部分を押すと顕著な痛みを訴えます。
治療は骨癒合を早める骨折超音波治療器「オステオトロン」⭐︎オステオトロンとは?
股関節や下肢の柔軟性の改善。トレーニング等を行います。
スポーツ復帰時期は、4週から1ヶ月半を目安として治療リハビリを行います。
3週目で骨が癒合してきたら、ジョギング程度から始めます。
スポーツリカバリー接骨院では、「治療→リハビリ→現場復帰」としっかりプランを立てます。
股関節痛は当院はお問い合わせ下さい。