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2025.05.25

シンスプリント

「シンスプリント」

シンスプリントは、下腿部の骨の「脛骨」、「腓骨」に繰り返し衝撃が加わり骨の膜で炎症を起こしてしまうことを指します。

陸上競技、バレーやバスケなどの跳躍スポーツ、野球やサッカーにも幅広くなります。

原因は、繰り返し運動時の地面から伝わる衝撃が骨の表面の膜に伝わり炎症症状を起こします。

また、下肢の筋肉や関節の影響も大きく関係します。

まず、足の裏。

足の裏は、中央が地面と接しないアーチ構造となっています。

別名「土踏まず」。アーチがある事でクッションの役割を果たし、その事で下半身のその他の部分の衝撃を吸収させる役割を果たします。

アーチ構造が筋疲労や扁平足等でアーチの機能を果たさなくなると下腿骨に大きなストレスを与えてしまいます。

その他にも股関節や膝関節、足首が本来の機能を果たせていないと過度に下腿骨にストレスをかせてしまいます。

当院では、なぜシンスプリントになって身体のどこの部位を改善しなければならないのか?を明確に説明し、早期復帰と再発予防の徹底をしていきます。

患者様に個人差はありますが、基本的にはシンスプリントで練習を休ませる事はしません。当院での治療と自身で行うセルフケアを指導しながら運動を休まず続けます。

また、重症のものは一時的に休ませる場合もあります。

症状がひどく安静にさせる場合は、10日から二週間前後休ませる事もあります。

また、近日に大事な試合があって、今すぐこの痛みを減らしてほしい….

そういった場合は、治療。症状によってテーピングやインソールを作成し負担を軽減し試合に出場します。

シンスプリントは、悪化すると疲労骨折へと進行してしまいます。

スネの内側と外側の痛み。

お早めにお問い合わせ下さい。

 

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