マレットフィンガー一型(腱性)
この疾患の別名は槌指、ハンマー指、ベースボールフィンガーなどと呼ばれることもあります。
野球やドッジボール、バレーボールなどで指先にボールが当たった際に発症します。
マレットフィンガー一型は、指の第一関節を伸ばす筋肉が断裂してしまいます。
これにより手指の第一関節が伸びなくなり、指が曲がった状態になってしまいます。
受傷してすぐに適切な処置をすれば、腱は癒合します。一般的に固定期間は6-8週と長期になります。
腱が切れてしまう場合、痛みは殆どありません。腱は痛みを感じる痛覚がそこまで多くないため、痛みを感じない事が多いです。
しかし、痛くないからとそのまま放置すると後で取り返しのつかない事に。
自己の判断に頼らずに、マレットフィンガーの処置ができる医療機関を受診しましょう。
もちろん当院でも治療可能です。
大人は受傷から時間が経てば経つほど治りが悪いです。
子供も早急な対処が必要ですが、大人より切れた腱を癒合させる力があります。
突き指をしたら、まずは指が曲がってないか。真っ直ぐか。
をみて怪しければすぐ受診して下さい。